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オープンソースで自社に最適なシステムを作る~AlfrescoとLiferay徹底比較 (2)機能編

Aipo/Liferay最新情報

SUMMARY

  • Liferayは、SAMLやOAuthとの連携、パスワードポリシーの設定が可能
  • Alfrescoは、ドキュメント管理用プロトコルが充実している
  • Liferay、Alfrescoともに自社に即したシステムを構築する場合は、カスタマイズが必要

ポータルサイトを容易に構築するLiferay(ライフレイ)と、あるゆる種類のコンテンツを管理できるECMであるAlfresco(アルフレスコ)、ふたつのオープンソースアプリケーションがタッグを組むことで自社に最適なシステムが実現します。

今回は、世界シェア1位のオープンソースECM、Alfrescoと、世界シェア1位のオープンソース Webポータル、Liferayの機能をさまざまな角度から比較します。

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SAMLやOAuthとの連携が可能なLiferay、ドキュメント管理用プロトコルが充実したAlfresco

LiferayとAlfrescoをグループウエアという観点から比較すると、Liferayのほうが機能が豊富で拡張性にも富んでいます。Alfrescoに比べて、操作性も容易です。

一方、ドキュメント管理機能に特化すると、当然のことながらECMであるAlfrescoのほうが優っています。プレビュー機能、権限管理、クラウドとの同期、文書のライフサイクル管理などコンテンツをストレスなく管理する上でのきめ細かな機能を備わっているからです。

Liferay単独の機能としてはSAMLやOAuthとの連携、パスワードポリシーの設定が可能です。

Alfrescoは、ドキュメントをやりとりするためのプロトコルが充実しており、CIFS、FTPからの接続が可能になっています。

LiferayとAlfresco双方が有している機能としては、マルチインスタンス、証跡管理、OpenLDAPと連携したシングルサインオンへの対応などがあります。

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Liferay、Alfrescoともに自社に即したシステムを構築する場合は、カスタマイズが必要

Liferay、Alfrescoともにオープンソースで構築されているため、JAVAが読めるエンジニアであれば開発は可能です。

ただし企業においてアプリケーションをそのまま利用するのはレアケースであり、企業ニーズに即したシステムを構築する際に必要な機能追加やカスタマイズが必要な場合は、相応の専門知識が求められます。

Liferay、Alfrescoともに専用のAPIが用意されています。またUIは、WEB上でCSS設定可能なLiferayの方がカスタマイズしやすくなっています。

LiferayとAlfrescoの一般的な連携方法としては、「フロントの部分をLiferayで、ドキュメント管理部分だけAlfrescoで管理する」するといったような使い方をしているケースが多く見受けられます。

導入後すぐスタートアップしたい場合は、Alfrescoが向いている

Liferayはインストールした後に、白紙の段階からサイトを自分で構築していく必要があります。サイト管理者は、機能の使い方や権限の付与方法に関するトレーニングが必要となります。

一方、Alfrescoは初心者でもあらかじめ画面がセットアップされており直感的に操作ができますが、自社に不要な機能をメニューから消すなど、より操作性を求めたカスタマイズは、それなりのトレーニングが求められます。

つまり、導入後、すぐ使い始めたいといったスケジュール的な問題を抱えている場合は、Alfrescoのほうが適しています。

なおスマートフォン、タブレットから利用する場合、Liferayはレスポンシブデザインに対応しているのに対して、Alfrescoは非対応です。

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なおLiferay、Alfrescoともに、パッチの適用は容易で、 バージョンアップは難易度が高い傾向があります。両者とも有償のエンタープライズ版であれば、本社のサポートが受けられます。

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