【Alfresco DAY レポート】2-3  社内の連携をスムーズにするAlfresco for Sales force(アルフレスコ・フォー・セールスフォース)

2014年5月27日に、国内最大のAlfresco(アルフレスコ)サポーター交流の場であるAlfresco Dayが、リージャス汐留ビルディングにて開催されました。本記事では、Alfresco Dayの模様を数回にわけてご紹介します。

2回目のシリーズは、アルフレスコ・ジャパン株式会社 ソリューションエンジニア  青地 芳彦氏のプレゼンテーションです。

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「Alfresco for Sales force(アルフレスコ・フォー・セールスフォース)は2013年にリリースされました。文字通り、Alfrescoのクラウドと連携します。Sales forceで契約書などのドキュメントを添付すると、Alfrescoのクラウドに格納される仕組みです。今回、はじめてデモを行いたいと思います。」

「このコネクタは、2013年10月から日本版App Exchange(アップエクスチェンジ)からも入手できるようになりました。一時的に起こっていた不具合も修正されましたので、最新バージョンのSales forceでも動作を確認しています。」

Salesforce appexchangejp 日本版

「そもそもSales forceは、営業部門の方が利用されるケースが多いと思うのですが、Alfresco と組み合わせることで営業部門が作った文書に、営業部門以外の部署のユーザーがアクセスできるようになります。Alfrescoのバージョン管理、ワークフローなどの管理機能を使うことで、営業の方が作った契約書を人事や法務の人がレビューする、といった流れが可能になるわけです。社内の連携がより一層スムーズになるというイメージですね」

「また、Alfrescoのメタデータだけではなく、Sales force上の情報もメタデータとして取り込みますので、より詳細な検索も可能になります。」

「このあたりの利便性は、まず実感していただくのが早道かと思います。

Sales forceは開発用アカウントがありますので、無料で試すことができます。Alfrescoも無料でご利用いただけるコミュニティ版がありますので、興味のある方はまずはお試しいただければと思います。」