Alfresco(アルフレスコ)とは

当社ではAlfrescoについて、お客様企業での活用事例、成功事例や、技術的なノウハウ、トピックなど、このWebサイトではお伝えできない情報がたくさんあります。もしAlfrescoにご興味がある方は、情報交換や資料送付のご依頼など、お気軽にお問合せください!お待ちしております。

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    Alfresco(アルフレスコ)とは、OSSのエンタープライズ・コンテンツプラットフォーム

    • Alfresco(アルフレスコ)プラットフォームでは、シンプルなビジネス文書から、スキャナーで取り込んだ画像、写真、設計図、大きな動画ファイルに至る、あらゆる種類のコンテンツを完全に管理できます。
    • Alfresco(アルフレスコ)に内蔵されているワークフローを使えば、書類を多用するビジネスプロセスを自動化して、より効率的に、かつ正確に業務をこなせます。
    • さらに、Alfresco(アルフレスコ)のコラボレーション機能により、ファイアウォールの内側はもちろん、外側でも安全に共同作業を行えます。

    Alfresco-Platform

    プロセスサービス

    高性能なビジネスプロセス管理(BPM)機能を使って、組織の広範なビジネスプロセスをデジタル化し、合理化できます。プロセスの設計、デシジョンテーブル(意思決定表)の作成、プロセスの分析をビジュアルに行えるため、ビジネスユーザーは経営ニーズの変更に合わせてプロセスの定義、調節をすばやく簡単に行えます。

    コンテンツサービス

    包括的なエンタープライズコンテンツ管理(ECM)機能により、ユーザーは社内でも社外でも、デジタルコンテンツを検索、表示し、安全な環境で共同作業や共有を行えます。ビジネスルール、アクション、リッチメタデータを使ってコンテンツをインテリジェントにアクティブ化できるため、情報を必要な時に適切な担当者に流すことができます。

    ガバナンスサービス

    豊富な情報ガバナンス機能を使って、業務フローにコンプライアンスをシームレスに組み込むことができます。レコード管理は自動的に行われ、プロセス履歴も監査可能であるため、コンプライアンスの強化と企業リスクの低減を図れます。このAlfrescoプラットフォームは、DoD 5015.02の認定を受けた唯一のオープンソースレコード管理ソリューションです。

    オープンAPIによる統合・拡張

    Microsoft Office、Googleドライブ、Salesforce、SAPなどの主要アプリケーションと統合することで、中軸のビジネスシステムやプロセスの範囲内でコンテンツにアクセスできるようになります。多様な拡張機能とオープンREST APIを活用できるので、特定のビジネスニーズに応じて機能を柔軟に追加していくことできます。

    Application Development Framework

    最新のUXおよびUIテクノロジーを使用することで、Alfresco Platformの密接に統合されたプロセス、コンテンツ、ガバナンス・サービスを使用するビジネス・ソリューションを構築するための、迅速かつ統一的なエクスペリエンスを提供します。 Angular Material DesignやAngularコンポーネントやサービスを含む最新のUX / UIテクノロジにより、IT部門は迅速かつ反復的にアプリケーションを開発できます。 Alfrescoモジュールやカスタムアプリケーションを使用しているかどうかに関係なく、モバイル、Web、デスクトップで一貫して魅力的な体験を提供します。

    機能

    以下の機能を提供します。

    • 文書管理
    • プロセス管理
    • モバイル
    • 情報ガバナンス
    • エンタープライズコラボレーション
    • 文書のスキャンと取り込み

    CE版

    ご自分で技術的問題に対処できる技術者の方には、無料のCommunityエディション製品がお薦めです。基幹業務以外のビジネスプロセスやコンテンツの処理でパワフルな機能を利用できます。Alfrescoのオープンソースソフトウェアは、コミュニティが中心になって進める新機能の開発、協力、研究に広く活用されています。

    CE版を確認する

    機能比較表

    主要機能 Alfresco Content Services Alfresco Communityエディション
    堅牢なコンテンツリポジトリ-様々な機能を備えた、規格対応のリポジトリ。
    チームでの共同作業用インターフェイス-ユーザーフレンドリーなコンテンツ管理用インターフェイスを持つAlfresco Share。
    生産性アプリケーションの統合(Microsoft Office、Googleドキュメント等)
    スマートフォルダ-(保存場所ではなく)メタデータに応じてコンテンツを表示。ファイルをスマートフォルダに追加するだけで、メタデータが追加されます。
    アドオン-コミュニティで開発された拡張機能をダウンロードしてインストールする機能。
    簡単な統合・拡張-カスタムのコンテンツモデルや業務に合わせて独自のワークフローを作成したり、REST APIやApplication Development Frameworkを使って簡単に拡張可能。
    追加のセキュリティ機能-保管しているコンテンツの暗号化、リポジトリの設定プロパティの暗号化。
    可用性を高めるためのクラスタリング-シンプルなUIでクラスタリングを構成。
    保存ポリシー-コンテンツのライフサイクル要件に基づいて複数のコンテンツストアを定義するための機能。
    高度な管理コンソール-再起動の必要性を減らし、Alfrescoサブシステムとクラスタリングを簡単に構成/管理可能。
    ハイブリッドクラウド-オンプレミスのAlfrescoとクラウドのAlfrescoとでコンテンツやプロセスを同期可能。
    複数のOS、データベース、アプリケーションサーバーで厳密にテストされ、認定済み(Oracle、Microsoft SQL等)。
    AWS QuickStart-AlfrescoのAWSインスタンスのベストプラクティス。簡単に使用でき、サポート、メンテナンスも利用可能。たった数回のクリックでデプロイできます。
    他のAlfrescoモジュールに対応(追加可能なモジュールについては下記を参照)。
    標準規格SAMLを使用したシングルサインオン
    クライアント Alfresco Content Services Alfresco Communityエディション
    Windowsデスクトップとの同期-Alfrescoで管理しているコンテンツをオフラインで使用できるようにWindowsデスクトップと同期します。
    モバイルデバイスで使用するコンテンツの暗号化
    iOS版およびAndroid版のAlfresco Mobileアプリ-iOS版およびAndroid版のAlfresco Mobileアプリ(SDKを含む)。
    サポート Alfresco Content Services Alfresco Communityエディション
    セキュリティパッチと修正プログラムのアップデートを、不具合の報告プロセスや長期のサービスパックリリースを通じて優先的に提供
    24時間年中無休の「重要度1」サポート
    Alfrescoと認定パートナーによるコンサルティング、専門サービス
    オプションのAlfrescoモジュール Alfresco Content Services Alfresco Communityエディション
    Alfresco Content Connector for Salesforce-Salesforce.com内でAlfrescoコンテンツに簡単にアクセス。
    Alfresco Outlookの統合-Eメールコンテンツを直接Alfrescoで検索、アクセス、アップロード。
    Alfresco Analytics-コンテンツの使用状況を分析し、プロセスを最適化。
    Amazon S3およびEMC Centera用のAlfrescoコネクタ
    Alfresco Document Transformation Engine-オンライン表示をスピードアップし、ページの再現性を改善。
    Alfresco Media Transformation Engine-ローカルビデオのトランスコーディングと画像レンディションの作成用。
    Alfresco Index Engine-Solrシャーディングなど、検索サービスのクラスタリングにより、パフォーマンス、拡張性、可用性を改善。
    DOD 5015.02認定のRecords Management-セキュリティマークとコンテンツの分類管理が可能な認定済みRM(下記参照)。
    Alfresco Process Servicesの全機能を統合
    情報ガバナンス Alfresco Content Services Alfresco Communityエディション
    本格的なRecords Management-中核となるレコード管理機能。
    DOD 5015.02認定を受けたRecords Management-米国DOD規格を遵守しながら連邦政府の記録を取り扱う必要がある企業・団体に必須。
    セキュリティマーク-コンテンツに適用されたマークとユーザーが所有するマークに基づいてコンテンツへのアクセスを制御。
    コンテンツとレコードの分類ー分類レベルとライフサイクルの設定。ユーザーのセキュリティレベルを定義することで、一般的なUCLよりも1段階緻密なセキュリティ保護が可能。

    ファイルサーバとの違い

    ファイルサーバ Alfresco
    主な用途
    • 複数ユーザー、プロジェクト、部門間での単純な ファイル共有
      – フォルダ単位でのアクセス権の管理
    • 一時的なファイル保管場所
    • 複数ユーザー、プロジェクト、部門間、社外ユーザー間での情報共有
    • 共有ファイルの管理(バージョン管理、アクセス権管理)
    • ファイルや情報のデーターベース化(FAQ、資料リスト、課題管理など)
    • 完成文書の管理
    • 業務システムとしての利用(ワークフローとの組み合わせなど)
    • 社内のコンテンツ管理プラットホーム
    特徴
    • 導入、運用が容易
    • 専任の担当者は不要
    • 社内だけでなく、社外ユーザーとの情報共有に適している
    • 文書管理機能を持つため、ファイルのバージョン管理、アクセス権管理、検索が可能
    • ファイル共有だけでなく、プロジェクトの情報管理ツールとしての様々な機能を標準で搭載
    • ファイルに対するコメント、ディスカッション、いいね、ブックマーク機能(再利用性の向上)
    • カスタマイズが簡単
    • 監査証跡
    課題
    • あくまでファイル共有の手段
    • 重要情報の管理には不向き
    • 最新のファイルが不明確
    • 必要なファイルの検索が困難
    • アクセス履歴が記録されない
    • システムの管理者が必要
    • 用途に応じたサイジング、設計が必要
    • サブスクリプションが必要(オンプレミス/クラウド)

    Microsoft SharePointとの違い

    画像プレビュー文書をクリックすると高解像度のオリジナルがダウンロードされ、長い時間がかかる迅速なダウンロードが可能

    機能 Microsoft Share Point Alfresco
    ファイルのバージョン管理 制限あり 制限なし
    Microsoft officeとの連携 最大の強み 可能
    ユーザーごとに個人用の共有スペース バージョン管理なしなら可能 バージョン管理も可能
    インストール 1日~2日要する 数分程度
    動作のスピード 動作が遅く、多くのサーバーメモリが必要。ファイルがデータベースに格納されているため。 動作は迅速。オープンソースで軽量フレーム設計であるため。
    MSでないブラウザでの動作 いくつかのポップアップ・コントロールは、ExplorerでないSafari/Firefoxでは動作しない その他のブラウザのスムーズな動作が可能
    オフィス,Indesign,Quark,PDF 文書のページごとのプレビュー クリックすると全ファイルがダウンロードされる 文書のページごとのダウンロードが可能
    ファイル管理の制限 制限あり(コピー・移動が不可能) 制限なし
    ほかのサービスとのファイルの共有 すべてのファイルはデータベースに格納され、他のサービスを使っての共有は簡単でない
    ファイルはデータベース内にアップロードしなければならない。
    簡単にほかのサービスとの共有化ができる
    (既存のものから拡張しながら共有化)
    アップロード時のプログレスバー ない あり
    セッション管理がない 完全にログアウトするにはブラウザを終了する あり

    事例

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