Alfresco(アルフレスコ)の導入は段階的に行われた。
現在稼働している同社のeコマースの運営に支障をきたさないための配慮である。
まずは、オンラインストア向けのビデオコンテンツの作成と保存にAlfrescoを利用し、徐々にバナーや画像、キャンペーンなどの他のマーケティングコンテンツに利用するようになった。
最初に行った作業は、文書の名前や説明、サムネイル画像、URLテキストの特定に必要なすべてのメタデータを取り込むためのカスタムコンテンツタイプとフォームの作成である。メタデータは、オンラインショッパーに関連商品を提案するためにコンテンツタイプと他の関連サイトや商品コンテンツを関連付ける際にも使われる。ビデオやバナーをどのページに表示させるかを認識させるために、ページと実際のコンテンツタイプを1対1でマッピングしたカスタムページタイプも作成した。