2014年7月3日、新宿区市ケ谷健保会館で行われた、Alfresco(アルフレスコ)にAipo(アイポ)を連携させたソリューションの事例セミナーを、シリーズでご紹介します。
テーマ:社内の情報共有の課題を、オープンソースグループウェアAipoとAlfrescoでどう解決したのか?
スピーカー:株式会社ヴィセント テクノロジー部 OSSチームリーダー 森 大地
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「それでは、Aipoについて、簡単にご紹介します」
「Aipoは、2004年にエイムラック社により開発された、グループウェアのOSS(オープンソースソフトウエア)です。」
「オープンソースのライセンスはAGPLv3です。つまり、自由に複製、改変、頒布することが可能です。」
「基本となるスケジュール機能、タイムライン機能のほかに、タイムカード、掲示板などの多彩なグループウェア機能があります。もちろんスマートフォンなどのモバイル端末からの操作も可能です」
「Aipoの大きな特徴は、日本で開発された日本人向けのグループウェアというところではないでしょうか?」
「Web上で利用できるグループウェアとしてシンプルなUIと操作性を誇りながらも、日本向けにカスタマイズされているので、日本人に好まれる操作性が随所に盛り込まれています。」
「Aipoには、無料で利用できるオープンソース版『Aipo7』とユーザーごとに登録する有料クラウド版「Aipo.com」が提供されています。オープンソース版では40万件以上のダウンロード、クラウド版では、1万社以上が導入しています。この数字からも、人気の高さが窺われます。」