Alfresco CTOが語る、オンプレミスとクラウドがボーダレスな世界

SUMMARY

  • Alfresco創業者、ジョン・ニュートン氏によるビデオレターのテキスト化
  • 今回のテーマは、「オンプレミスとクラウドがボーダレスな世界」について
  • Alfrescoは、オンプレミスとクラウド、両者のメリットを搭載している業界初のシステム

 

Alfresco Software, Inc.会長兼CTO(最高技術責任者) ジョン・ニュートン(John Newton)によるビデオレターをご紹介します。

カリフォルニア大学バークレーで電子工学とコンピュータサイエンスを学んだニュートンは、コンテンツ管理システムの第一人者として広く知られています。

Alfresco Software, Inc.では、創設者のひとりとして名を連ねているほか、1990年代からDocumentun(文書管理プラットフォーム、現EMC Documentun)をはじめとしたコンテンツ管理システムの開発に携わり、今日、産業用で使われる多くのシステムを生み出してきました。

業界初! オンプレミスとクラウドで文書を同期するAlfrescoのプラットフォーム

今回のテーマは、「オンプレミスとクラウドをボーダレスに」についてです。

Alfrescoは、オンプレミス(自社保有型システム)とクラウド間の相互で文書を同期することができる、業界初のプラットフォームを採用しています。

このプラットフォームでは、オンプレミスで社内ユーザの属性情報とともに内部コンテンツを一元管理するだけでなく、社外のスタッフや取引先ともクラウド上で同期させながら、社内外のコンテンツを一元管理することができます。

Alfrescoは、オンプレミスとクラウド、両者のメリットを搭載しているシステムなのです。

Alfrescoのボーダレスプラットフォームを可能にする、3つの領域

「Alfrescoでは、オンプレミスとクラウド間をボーダレスでつなぐ業界初のプラットフォームを実現させました。」

「オンプレミスとクラウド、両者のメリットを活かしたプラットフォームには、3つの領域が存在します。Alfrescoでは、まずこの3つの領域について深く考えました。」

「3つの領域とは、まず境界がないボーダレスの部分、次に、社内で制御された絶対に安全なオンプレミスの領域、そしてクラウドや携帯端末でユーザに接続する外側の領域です。」

「外側の領域には、いくつかの課題があります。ひとつ目は、コンテンツで蓄えられているシステムをクラウドで使えるようにすることです。この際には、社内で使用するのと同レベルの制御能力が必要です。」

「もちろんシステムはファイアウォールの外側ですから、容易ではありません。内側で直接制御するのとはわけが違います。」

「しかしAlfrescoでは、プロセスやポリシーを施行し、さらに社内から社外の処理を制御することを可能にしました。」

Alfresco最新情報

オンプレミスとクラウドを融合したプラットフォームのためのオープン規格のインフラ

「オンプレミスとクラウドをボーダレスでつなぐAlfrescoのプラットフォームの実現には、クラウド内に、エンタープライズコンテンツ管理の全機能を理解するインフラが必要となります。」

「また情報にアクセスするための、オープン規格も必要です。社内とクラウド内で同じ情報にアクセスできて、個人の情報と共有の情報にアクセスできなければなりません。」

「さらに同期の技術も必要です。社外で処理した情報は、社内の情報と同期させる必要があります。同様に、社内で処理した情報も、瞬時に社外に自動的に反映させなければなりません。」

「Alfrescoでは、これらの機能を併せ持つインフラを実装しています。」

社内と社外をハイブリッドするための、オープンスタンダードというソリューション

「プラットフォームのインフラがすべて整ったら、次はソリューションです。」

「社内と社外の両方を理解するソリューション、オープンソースの規格でできるソリューション、そして、情報を社外に出すときにたどるビジネス プロセスを完全に理解するソリューションが、必要となります。」

「一言でいえば、(プロプライエタリではない)オープンスタンダードであるということですね。たとえば、標準化プロセスに基づいて開発がなされていること、開発中も含めて,その仕様を誰でも読み,利用することができるということ、また特定のベンダーやプラットフォームに依存しないで利用できること、そして、利用する際に,ロイヤリティを支払う必要がない、といったようなことです。」

「ここでも、Alfrescoのオープンソースとしてのメリットをいかんなく利用しています。」

エンドユーザのための直感的なユーザビリティ

「そして最後は、ユーザビリティです。情報を扱い、システムを操るのはエンジニアではなく、エンドユーザですからね。」

「エンドユーザが情報にアクセスするときは、Webブラウザやモバイル端末を使います。ですからi OS、Android、Windows 8など環境を問わず、どんな端末からでもアクセスできなければなりません。」

「インターフェースは、文字通りソリューションの顔です。直感的で、シンプルで、簡単である必要があります。」

「Alfrescoのオンプレミスとクラウドが融合したプラットフォームでは、OSの環境を問わず、直感的に操作できます。ユーザビリティに対しても、つかいやすさを第一にきめ細やかな配慮をしているのです。」

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