SUMMARY
- Aipo×Alfrescoを連携させると、コスパの良いマルチテナント化ができる
- Aipo×Alfrescoを連携させると、 多言語対応でグローバル展開ができる
- フロントでAipo、バックでAlfrescoという連携が効率を上げ、社内を活性化させる
日々のルーティンワークを合理化すると、業務を始めるまでのロスタイムが減り、目に見えるかたちで仕事の能率があがります。社員同士の業務連絡、日報や承認手続きなど社内の情報共有の課題を、コンテンツ管理システム(ECM)のAlfresco(アルフレスコ)とグループウェアAipo(アイポ)の連携によるソリューションで解決した事例を、3回シリーズでご紹介します。
フロントでAipo、バックでAlfrescoという役割分担が効率を上げる
Aipo×Alfrescoソリューションの導入イメージは、図表のようなものです。
認証基盤にはシングルサインオンのOSS、OpenAMを用いています。OpenAMで認証した後、Aipo7がフロントで動き、バックエンドでAlfrescoが稼働します。
つまり、操作性はデザイン性に優れ日本人に人気のあるAipoでありながら、バックエンドではワークフローや全文検索など優れた機能を搭載したAlfrescoが動いているというイメージです。
Aipo×Alfrescoソリューション展開案(1) コスパの良いマルチテナント化ができる
Aipo×Alfrescoソリューションは、今後、どのような局面で活用できるのか、その展開案をご案内します。
まず、 マルチテナント化での活用が期待できます。
マルチテナントとは、企業ごとに専用コンピュータやソフトを用意する「シングルテナント」の対語で、機材やソフトウェア、データベースを複数のユーザー企業が共有できるアーキテクチャーです。
マルチテナントは、SaaSに欠かすことができない技術要素とも言われ、シングルテナントよりも低コストでサービスを提供できるのが特徴です。
Aipo×Alfrescoソリューションでは、カスタマイズすることでマルチテナント化して、部署ごとにサイトを持てるような構築を考えています。
Aipo×Alfrescoソリューション展開案(2) 多言語対応でグローバル展開ができる
Aipo×Alfrescoソリューションを多言語化することで、グローバル拠点での活用が期待できます。
Aipo×Alfrescoソリューションに英語、中国語などの多言語機能を追加することで、海外拠点とも効率的な文書のやりとりが可能になります。
これまで海外事業所と日本本社間の機密文書のやりとりをメールで行っていた場合などは、このソリューションによって、セキュリティが確保された環境下で、業務を合理化することが可能になります。
Aipo×Alfrescoソリューション展開案(3) ドキュメントの可視化で、社内が活性化する
Aipo×Alfrescoソリューションでドキュメントの可視化することで、社内を活性化させることができます。
社内ドキュメントは増えれば増えるほど、検索に時間がかかります。そして社内文書は、あっという間に増えていく宿命にあります。必要な情報をすぐに入手するためには、Alfrescoの強力な検索機能が武器になります。
またソーシャル機能を使えば、社員が『いいね!』を押した評価の高い文書が常に上位表示されるといった使い方もできるようになります。AipoとAlfrescoの得意な部分を連携させることで、社内のビジネスコミュニケーションが格段に向上することでしょう。
この他にもさまざまなシーンで活用できる、Aipo×Alfrescoソリューション
このほかにも、 Aipo×Alfrescoソリューションは、さまざまなシーンで活用することが可能です。
- 自社にグループウェアを導入したい
- 社内のドキュメントをもっと有効活用したい
- 海外拠点用にグループウェアを取り入れたい
- 自社の基盤システムとAlfrescoを連携したい
- ドキュメント基点のワークフローを作りたい
上記のような課題をお持ちの企業様は、お気軽にお問い合わせください。
また、弊社はAipo開発元エイムラック社とパートナー契約を結んでいますので、Aipo単体のインテグレーションについても承ります。こちらも、お気軽にお声がけいただければと思います。