【Alfresco 日本語情報】(事例紹介)老舗百貨店事例 3-3 ワンソース・マルチユース

Alfrescoに関する日本語情報をお届けします。

SUMMARY

  • Alfrescoで、ひとつのコンテンツを複数のチャネルに提供できる(ワンソース・マルチユース)ので、顧客に一貫したメッセージを提供できる
  • Alfrescoにより、承認ワークフローと、複数サイトへのコンテンツ更新を自動化
  • Alfrescoの導入によって時間的な余裕が生まれ、新規プロジェクトに取り組むことができる

 

ニューヨーク五番街のランドマークである高級百貨店チェーン、Saks Fifth Avenue(サックス・フィフス・アベニュー)は、Alfresco(アルフレスコ)の導入で、オンラインストア、モバイル、リアル店舗、支店という多様な販売チャンネルに同じ品質のコンテンツを届けることに成功。販売機会をタイムリーにとらえて、売上を伸ばしました。

ネットショップの台頭により、国内外で苦境に立たされる百貨店業界。老舗に新機軸の売上を生んだAlfrescoの機能とは、そして最も伝統的な百貨店が打ち出した新しい戦略とはどのようなものだったのでしょうか?

※ 内容は、以下のサイトからの日本語要約です。

http://www.Alfresco.com/customers/saks-fifth-avenue

 

ひとつのコンテンツをオンラインとモバイルに瞬時に配信

Saks 社が考える、Alfrescoのメリットとは次のようなものです。

-ひとつのコンテンツをパソコンのオンラインサイトとモバイルサイトに提供できる

-サイトのコンテンツを数分で更新できる

-Webサービスでコンテンツを他のシステムに統合できる

-ワークフローを使って、部署間の承認者を自動化できる

-プリプロダクションサーバーでコンテンツを直接編集できる

さらにAlfresco導入後、同社では次のような効果を実感しています。

-Alfrescoにより、マーケティングコンテンツを複数のオンラインチャネルやモバイルチャネルに提供できるようになり、Saks社のすべてのチャネルの顧客に、一貫したメッセージを届けられるようになった。

-それまでオンラインストアを担当していたSaks社のITチームは、Webコンテンツの管理をマーケティングチームとマーチャンダイジングチームに引き渡したため、ITチームが行うべき他のプロジェクトに専念できるようになった。

-マーケティングチームとマーチャンダイジングチームによるコンテンツの管理が、コンテンツの全ライフサイクルにおいて改善された。

現在Saks 社では、50人以上の社内利用者と45の店舗のストアマネージャーが定期的にAlfrescoを活用しており、40 GB以上のデータがAlfrescoのリポジトリに保管されています。

Alfresco事例紹介
Alfresco事例紹介

Alfresco導入で得たものは、時間

最後に、Saks Fifth Avenueアプリケーション開発主任、Aaron Heath氏のコメントをご紹介します。

「WebサービスとAlfrescoのおかげで、ひとつのマーケティングコンテンツを複数の場所に、オンラインやモバイルなどの多様な形式で瞬時にアップすることができるようになりました。これにより、新たにシステムを追加、開発するまでもなく、簡単にモバイル戦略を実現することができました。」

「Alfrescoは社内的にも、使いやすいと評判です。Alfrescoに入れたコンテンツは、そのコンテンツを最もよく知っているビジネスチームが管理するという1つのルールに従えばいいのですから。」

「Alfrescoによってもたらされたのは、時間です。これによってタスクから開放され、他のITプロジェクトにより多くの時間を費やすことができます」

(Saks Fifth Avenueアプリケーション開発主任、Aaron Heath氏 談)

Alfrescoの導入支援や保守サポートについては、こちらへ

Alfrescoについてもっと知りたい方は、こちらへ