オープンソースの企業向けコンテンツ管理システム「Alfresco」のカスタム活用例として、BI分析情報を提供するアプリケーションのPeltasとの組み合わせについて紹介します。
「Alfresco」とは
Alfrescoとはエンタープライズ向けコンテンツ管理システムです。世界中で数多くの導入実績があり、オープンソースECM分野で世界市場シェア1位を誇ります。
Alfrescoの概要についてはこちらも参照ください。
AlfrescoのBI分析情報を提供とは
Peltasは、既存のAlfresco(監査アプリケーションまたはワークスペースリポジトリデータ)データから生データを抽出し、リレーショナルデータベースなどのターゲットシステムに保存することで、そのデータに関するBI分析情報を提供するアプリケーションです。
Spring Boot、Spring Batch、Spring Integrationsなどのオープンソーステクノロジに基づいて構築されており、カスタム要件に合わせて簡単に拡張したり、シンプルな構成ファイルで構成したりできます。
すぐに実行できるアプリケーションであるPeltasは、チームや企業が使い慣れたBIツールを使用できるようにしながら、すぐに結果を提供します。
セットアップはシンプルで簡単で、特別なツールの知識はあまり必要ありません。
データ変換に長い時間がかかるETLツールとは異なり、Peltasはレコードのトレースを保持し、どこから再開すべきかを正確に把握しています。
強力な評価メカニズムを備えたPeltasでは、どのデータを処理してターゲットシステムまたはデータベースに保存するかを選択できます。
古い監査REST APIと新しいV1 REST APIをサポートし、コミュニティとエンタープライズの両方のインストールをカバーするAlfrescoと完全に統合されています。
最後に
Alfrescoでは、今回ご紹介した他にも、非常に多くの便利な機能を利用できます。
メインとなる強力なコンテンツ管理機能に加え、さまざまな便利機能を併用することで、さらに効率的なコンテンツ管理を行えます。
弊社にご連絡をいただければ、お客様の環境に合った適切なご提案も行えます。まずは、お気軽にお問い合わせください。
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