SUMMARY
- 世界各国どこでも使えるAlfrescoは、グローバル・ビジネスの戦力になる
- Alfrescoは、コンテンツ管理基盤からデジタルアセット管理まで、幅広い業種とニーズに対応する
- Alfrescoは、「広い範囲で情報連携をしたい」という企業のニーズに応える
世界でいちばん売れているOSSエンタープライズコンテンツ管理システムAlfresco (アルフレスコ)の、日本法人認定第一号ゴールドパートナーであるヴィセントによる「Alfresco情報交換会2015」の模様をお伝えします。
本シリーズでは、アルフレスコ・ジャパン株式会社 代表・中嶋 博氏によるAlfresco最新動向についてのプレゼンテーションの概要をお伝えします。
世界各国どこにいても使いやすいAlfrescoは、グローバル・ビジネスの戦力になる
現在、国内でのAlfrescoは、製造業、金融、サービスなど幅広い業種で、数万単位のユーザや大手企業様で導入していただいています。
Alfrescoの活用方法は情報共有、文書管理、共同作業など、企業様によって異なりますが、最近のトレンドとしては、ファイル共有やモバイル端末との連携といった活用方法が一般的になりつつあります。
国内でAlfrescoを導入した企業様の傾向を見ると、グローバルでビジネスを展開していく企業様が目立ちます。
いまや、国内だけでビジネスが完結するということは少なくなっているのではないでしょうか? 取引先、グループ企業、外注先など、いずれかのビジネス拠点が海外にある場合、世界各国どこにいても使いやすいAlfrescoは、大きな戦力となります。
なぜ世界の大手企業は、Alfrescoを選ぶのか?
次の表は、海外でAlfrescoを導入している企業の一覧です。ご覧のとおり、ナショナルブランド、世界ブランドの企業が少なくありません。
Alfrescoの導入目的はさまざまです。
Cisco社(IT)でのコンテンツ管理基盤としての、つまりエンタープライズコンテンツ管理システムとして王道の使い方だけにとどまらず、エアバス社(航空)の設計文書管理、HSBC(金融)の契約書管理、そしてニューヨーク・フィルハーモニック交響楽団(文化・芸術)のデジタルアーカイブプロジェクトでの管理まで、Alfrescoは、幅広い業種とニーズに対応しています。
なかでも、ニューヨーク・フィルハーモニック交響楽団が行っているようなデジタル資産管理に、Alfrescoのようなオープンソースは非常に有効です。
デジタル資産とは、文書だけではありません。画像や動画などのマルチメディアも含めて、さまざまなファイル形式のコンテンツを資産として保存する必要があります。いわゆるドキュメント管理システムでは、包括的な管理に限界があるのです。
また長期保存を目的としたコンテンツは、10年先100年先の潮流が読めない一企業の情報システムに託すにはリスクが伴います。その点、誰でもソースコードを見ることができるAlfrescoのようなオープンソースは、企業の命運に関わらず、安定的に資産を管理することができます。
Alfrescoを導入する企業の根底にある、共通のニーズとはなんでしょう?
それは「広い範囲で情報連携をしたい」という欲求です。
言い換えると、Alfrescoには、広い範囲で情報連携するための仕組みがある、ということです。
なぜ世界の大手企業は、エンタープライズコンテンツ管理システムのAlfrescoを選ぶのでしょう?
Alfrescoは、セキュアな環境、先進テクノロジーなど単独の機能の優秀さもさることながら、さまざまなアプリケーションと連携することで、企業や組織固有のニーズに対応できる点が評価されているのではないでしょうか?
Alfrescoの持つ「シンプルさ」と「スマートさ」は、とりもなおさず、ニーズに合わせて柔軟にカスタマイズできることの裏返しでもあるのです。