SUMMARY
- Alfresco 5.0では、「機能としての使いやすさ」が追求されている
- Alfresco 5.0では、リアルタイム検索が可能になった
- Alfresco 5.0では、特異なフィルターで検索結果を絞り込むことができ、検索結果から、すばやく次のアクションにつなげることができる
世界でいちばん売れているOSSエンタープライズコンテンツ管理システムAlfresco (アルフレスコ)の、日本法人認定第一号ゴールドパートナーであるヴィセントによる「Alfresco情報交換会2015」の模様をお伝えします。
本シリーズでは、アルフレスコ・ジャパン株式会社ソリューションエンジニア 青地芳彦氏によるAlfresco One 5.0テクニカルアップデート情報をお伝えします。
Alfresco One 5.0は、「情報の再利用」に注力したアップデート
Alfresco 5.0の特長をひと言で表わすと、「機能としての使いやすさ」が、より追求されました。前バージョンであるAlfresco4では、ユーザインタフェースの使いやすさにポイントがおかれていましたが、今回は「(Alfrescoに)集積された情報の再利用」に力点が置かれています。
すなわち、検索機能、フィルターサーチ機能、プレビュー機能が、より充実しました。
それぞれ、新しい機能をご紹介しましょう。
リアルタイム検索が可能になった、Alfresco One 5.0の検索機能
■ライブサーチ
Alfresco 5.0では、右上の検索窓に検索語をすべて入力する必要がありません。
検索文字を打ち込みながらでも、検索結果や該当するファイルリストが、リアルタイムで表示されます。
■フィルターサーチ
Alfresco 5.0では、より早く性格な検索結果を表示させるために、「作成日」「修正日」など特異な条件をかけて検索結果を絞り込むことができます。
さらに、検索結果から、すぐ編集やダウンロードなどのアクションにつなげることができます。
■「もしかして検索」
Alfresco 5.0では、あいまい検索も可能です。「もしかして」という表示で検索結果の提案がなされるようになりました。