SUMMARY
- Alfresco 5.0に、Share Pointプロトコルが実装された
- Alfresco 5.0では、Office アプリケーションから直接Alfrescoにアクセスできる
- Alfresco 5.0では、Office アプリケーション文書にメタデータがつけられる
世界でいちばん売れているOSSエンタープライズコンテンツ管理システムAlfresco (アルフレスコ)の、日本法人認定第一号ゴールドパートナーであるヴィセントによる「Alfresco情報交換会2015」の模様をお伝えします。
本シリーズでは、アルフレスコ・ジャパン株式会社ソリューションエンジニア 青地芳彦氏によるAlfresco One 5.0テクニカルアップデート情報をお伝えします。
より強固になった、Alfresco 5.0のOffice アプリケーションとの連携
■Office アプリケーションから直接Alfrescoにアクセスできる
Alfresco 5.0のもうひとつの大きな特長として、office アプリケーションとの連携がより強化されたAOS(Alfresco Office Services)があげられます。
Alfrescoでは、従来からマイクロソフトのWord、Excel、PowerPointなどがAlfresco内で編集することが可能でしたが、エンタープライズ版のAlfresco 5.0にはShare Pointプロトコルを実装されたので、Office アプリケーションから直接Alfrescoにアクセスできるようになりました。
■文書保存時のコンテンツタイプの選択が可能に
さらにAlfresco 5.0では、Office アプリケーション文書にメタデータがつけられるようになりました。文書を保存するときにメタデータを埋め込んでおけば、格納後のメタデータ検索が可能となります。
Alfresco 5.0では、Share Pointに限りなく近づいたといえるでしょう。