SUMMARY
- アルフレスコ(Alfresco)は、大量コンテンツの管理、セキュアな環境下での情報共有に定評があるエンタープライズコンテンツ管理システム(ECM)
- Amazon S3 は、(AWS)が提供するオンラインストレージ
- 100テラ以上のコンテンツをクラウド上で「安全に」「低価格で」管理するために、Amazon S3とアルフレスコを連携する
大量のコンテンツ、クリティカルなデジタルデータを管理するソリューションとして、Amazon S3とアルフレスコの連携をご提案します。世界でいちばん売れているオープンソースECMアルフレスコと、AWSが提供するオンラインストレージAmazon S3を連携させることで、「安全で」「低価格な」文書管理が実現します。
100テラ以上の大量のコンテンツをクラウド上で「安全に」「低価格で」管理するには?
大量のコンテンツ、クリティカルなデジタルデータを、「安全に」「低価格で」管理する方法はあるか?
その課題に応えるのが、クラウドサービスです。ただしクラウドサービスは、遠隔地との情報共有をはじめとした利便性が謳われる反面、機密情報の保護や保存に関する信頼性について多くの課題が残されています。
ヴィセントでは、100テラ以上の大量のコンテンツをクラウド上で「安全に」「低価格で」管理するために、Amazon S3とアルフレスコの連携がソリューションになりうると考えます。
アルフレスコ(Alfresco)は、大量のコンテンツの管理、セキュアな環境下での情報共有に定評があるエンタープライズコンテンツ管理システム(ECM)です。
そのアルフレスコのコネクタに、クラウドストレージサービスAmazon S3(Amazon Simple Storage Service)を組み合わせることで「安全なクラウド」を実現させるというのが、このソリューションの概要です。
大量のコンテンツをセキュアな環境下で情報共有できるECM、アルフレスコ
アルフレスコ×Amazon S3連携ソリューションをご紹介する前に、アルフレスコ、Amazon S3、それぞれの概要をご紹介します。
まずアルフレスコについてご紹介します。
アルフレスコは、世界一のシェアを誇るオープンソースのエンタープライズコンテンツ管理システム(ECM)であり、次のような特長があります。
-大量の文書や動画、画像、音声、図面、CADデータなどのデジタルデータを簡単に管理できる。
-ユーザや組織を管理し、権限を付与することで、強力なアクセス制御を行うことができる。
-フォルダにルールを付与することにより、簡単に文書をワークフローと連携できる。
-修正版や派生ファイルなど、関連したコンテンツ同士を管理できる。
-Webブラウザだけで、パソコンだけでなく、モバイルからでもアクセスできる。
このほか、Alfrescoには、Amazon S3の接続オプションであるコネクタも用意されています。
Amazon S3の概要
Amazon S3 (Amazon Simple Storage Service) とは、Amazon Web Services (AWS)が提供するオンラインストレージです。
シンプルなインターフェイスで、スケーラビリティが高く、セキュアであり、耐久性にも優れたオブジェクトストレージとして、ファイルのアップロードとダウンロード、そしてネットへの公開を行います。