SUMMARY
- A社は、高速ビューアBrava(ブラバ)で、重要な技術情報を守りつつ、海外と情報共有している。
- B社は、暗号化ツールと比較して、機能とコスト面でメリットがあるBravaを選択した。
- C社は、自社システムに、わずか1ヶ月でBravaを導入した。
根本的な情報漏えい対策が求められているなか、情報漏えいソリューションと言えるのが、高速ビューアBravaです。開発元はカナダのオープンテキスト社であり、日本国内でも導入されてから15年が経過しています。文書管理システムのアドオンビューアとして国内では1000社近くの導入実績があり、製造業、建設業、金融業など、業種を問わず活用されています。
今回は、Alfresco(アルフレスコ)をはじめとした文書/図面管理システムに格納されたファイルをブラウザ上で表示し、ファイルの持ち出しそのものを抑止する高速ビューアBrava(ブラバ)の活用事例をご紹介します。
【メーカーA社様事例】Bravaで、重要な技術情報を守りつつ、海外と情報共有。
数万人規模の従業員を抱え海外にも多くの拠点をもつA社様は、グループ情報ポータルサイトの図面管理システム上にある技術情報を、海外拠点と共有する決定を下しました。
それまで国内でのみ閲覧していた技術情報を海外でも閲覧できるように変更した場合、技術情報が流出する事件が後を立たなかったため、セキュアな環境でファイルが閲覧でき、ファイルの持ち出しを抑止するシステムの構築をする必要がありました。
A社様では、グループ情報ポータルサイトにある既存の図面閲覧システムへBravaをアドオンし、海外からアクセスした場合のみ、印刷およびダウンロードをさせないシステムを構築しました。
Bravaによって、重要な技術情報を守りつつ情報を共有することを可能にしたのです。
A社様の考えるBrava導入のメリットは、次のような点にあります。
・データの持ち出しを抑止できること。
・既存システムに機能追加するだけで利用できるため、導入が容易であること。
・軽快に図面が閲覧できること。
・表示・印刷時に動的に透かしが入れられること。
【製造業B社様事例】暗号化ツールより、機能とコスト面でメリットがあるBravaを選択。
製造業B社様は、重要な技術情報を含む図面ファイルをローカルフォルダに保存させない仕組みづくりを求められていました。また業務上、カラーのHPGL、TIFF、PDFファイルの図面を多用しており、これらのファイルを軽快に閲覧できるビューアを必要としていました。
これらの諸条件に叶うツールを探していくなかで、各種暗号化ツールと比較した上で、Bravaの導入を決めました。サーバ型暗号化ツールでは、検索時に検索ができないという問題が発生しました。また検索可能な暗号化ツールと比べた場合、Bravaのほうが圧倒的にコストパフォマンスに優れていたのです。
B社様は、社内共有用図面管理システムへBravaを組み込み、設計に関わらない営業・販売部門のユーザーにはファイルを渡さない仕組みを構築しました。
B社様の考えるBrava導入のメリットは、次のような点にあります。
・カラーのHPGL、TIFF、PDFファイルが軽快に閲覧できること。
・図面ファイルをローカルフォルダに保存させない仕組みを構築できること。
・ファイルを暗号化しないため、従来どおりの検索が行えること。
・暗号化ツールに比べて、コストパフォマンスに優れていること。
【製造業C社様事例】自社システムに、わずか1ヶ月でBravaを導入。
製造業C社様は、重要な技術情報を含む図面を持ち出しさせたくないというい課題をお持ちでした。
部品供給を依頼する外部のサプライヤー向けに図面を配付する自社サイトへBravaを組み込みました。
C社様は自社開発のシステムに搭載するに当たり、セキュリティ対策を短期間で施すことが求められました。Bravaは1ヶ月間で評価から実装まで行うことができ、無事、システムを公開することができました。Bravaは、短期間でスモールスタートすることができることがわかります。
C社様の考えるBrava導入のメリットは、次のような点にあります。
・重要な技術情報を含む図面を持ち出しを抑止できること。
・スモールスタートができること。
・短期間で導入可能であること。
・軽快に図面が閲覧できること。