この度、株式会社ヴィセントは、Alfrescoレポーティングツール「αreport(アルファレポート)」をリリース致しました。これにより、システム管理者はAlfrescoの利用状況を逐次確認することが容易になります。このAlfrescoレポーティングツール「αreport(アルファレポート)」は、2016年1月より弊社の製品オプションとしてサービスメニューに加えられ、希望するユーザーに有償で提供されます(※)。
本ツールが開発された背景として、Alfrescoを標準的にご利用頂くにあたり、ユーザーの利用状況がいまいち分かり辛いというご意見を多方面から頂いていたことがきっかけとなりました。本ツールは、Alfrescoの標準機能では視覚しづらかったユーザーの利用状況を、システム管理者に定期的にメールでレポーティングします。
レポートされる内容は以下のものがあります。
- 現在のアクティブ人数
- 各ユーザーの所持ドキュメント数とドキュメント容量
- 各種ユーザーランキング情報(ドキュメント容量、フォロー数、いいね数)
- 直近のダウンロードされたドキュメントリスト
これにより、システム管理側はAlfrescoの利用状況を逐次把握することが可能になり、ユーザーのAlfresco利用についての課題や訴求すべき点を割り出すことが容易になることが期待されます。
尚、本ツールはAlfrescoのAPIを利用しているため、Alfrescoに組み込まずにご利用頂くことが可能です。
本ツールの動作要件は以下の通りです。
– Linux(Cent OS 7)
– Java1.7以上
次回以降のアップデートでは、サイト毎の利用状況や、サイトのアクティブ状態のレポーティングも追加機能として加えていく予定です。ぜひ、次回以降のアップデート情報も追ってご確認頂ければと思います。
※価格については個別のお問い合わせとなります。
株式会社ヴィセント
ソリューションビジネス事業部
OSS推進室 室長 森大地