オープンソースの企業向けコンテンツ管理システム「Alfresco」でPodmanを使用する方法を紹介します。
「Alfresco」とは
Alfrescoとはエンタープライズ向けコンテンツ管理システムです。世界中で数多くの導入実績があり、オープンソースECM分野で世界市場シェア1位を誇ります。
Alfrescoの概要についてはこちらも参照ください。
AlfrescoでPodmanを使用する
Podmanとは
PodmanとはRed Hat社が開発したコンテナ管理ツールです。
Red Hat Enterprise Linux 8、CentOS 8(あるいはその後継であるRocky Linux8やAlmaLinux8)ではDockerの利用は非推奨となり、代わりにPodmanを利用することが推奨されています。
AlfrescoでPodmanを使用する
Alfrescoプラットフォームは、コンテナ化テクノロジーを使用して構築されています。
Alfrescoは、コンテナの作成、管理、実行に必要なツールとインフラストラクチャを提供するDockerなどのコンテナ化プラットフォームを利用できます。
AlfrescoコミュニティDockerイメージはDockerで構築され、Docker Hub Registryで公開されます。
ACSプラットフォームには、コンテンツサービスを提供するために一緒に展開される一連のコンテナーが含まれています。
コンテナを管理するには多くの選択肢がありますが、最もよく使用される製品はPodman(Red Hat社)とRancher(SUSE社)です。
どちらの製品も仮想化の目的でQEMUを使用しており、Apache License2.0でライセンスされたオープンソースプロジェクトです。
DockerとPodmanはどちらもAlfresco開発に効果的に使用できることがわかります。
したがって、ツールの習熟度、推奨されるワークフロー、エコシステムサポート、セキュリティ要件、および特定のパフォーマンスに関する考慮事項を考慮して、Alfresco開発のニーズに最適な選択を行ってください。
最後に
Alfrescoでは、今回ご紹介した他にも、非常に多くの便利な機能を利用できます。
メインとなる強力なコンテンツ管理機能に加え、さまざまな便利機能を併用することで、さらに効率的なコンテンツ管理を行えます。
弊社にご連絡をいただければ、お客様の環境に合った適切なご提案も行えます。まずは、お気軽にお問い合わせください。
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参考元サイト
・https://hub.alfresco.com/t5/alfresco-content-services-blog/using-podman-with-alfresco/ba-p/316257